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「BranCo!2015」決勝プレゼンテーション レポート

2016.03.29 21:07

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2016年3月12日に東京・東京大学駒場東大キャンパスで開催された「BranCo! 2015」決勝プレゼンテーションに、秋元真夏、生田絵梨花、伊藤かりん、松村沙友理、若月佑美がサプライズ参加しました。

「BranCo!」とは2012年にスタートした、東京大学教養学部教養教育高度化機構と博報堂ブランドデザインが主催するブランドデザインコンテスト。参加者は課題となる商材が「どうあるべきか」をさまざまな側面から捉え直し、商品やサービスの「機能」だけでなく五感を刺激する「感情」までもデザインした新しいブランドを作り上げ、それらの商品化を目指してプレゼンしていきます。4回目となる今年は全国67大学147チーム647名の中から激戦を突破した4チームがそれぞれ異なる視点でプレゼンを行い、優勝を競いました。

今回サプライズでこのイベントに参加した"知的選抜・ノギザ課"の5人は、他の参加チームと同じく1チーム18分の持ち時間で、「学び」をテーマにしたプレゼンを展開。彼女たちは2月からこのプレゼンに向けて何度も討論を繰り返し、プレゼン内容やPowerPointによる資料もすべて自分たちでまとめて準備してきました。

学生たちのプレゼン発表が終わり、サプライズゲストとして乃木坂46の名前がアナウンスされると会場は騒然。5人が登壇すると、プレゼンを観覧していた学生たちから声援と拍手が送られました。そして司会者から自己紹介を求められた秋元が「今日はこんなにたくさんの学生さんの前でプレゼンするのですごくドキドキしているんですが、せっかくなので私、必殺技を持っているのでやらせていただきます。ここにお集りの皆さんのハートに、ズッキュン!」と、学生の皆さんに"ズッキュン"をプレゼント。その後も松村がいつものキャッチフレーズを披露して、場を湧かせました。

プレゼンではまず「学び」には「頭の学び」「心の学び」の2種類があるのではないかと考え、まず「心の学び」について乃木坂46のメンバー20人にアンケートを実施。この中で挙がった「握手会での学びが多かった」という意見から、「握手会から学んだこと」をピックアップしていきます。その結果、「自分の印象を良くする力」「相手のことを読み取る力」「相手に合わせる力」「相手に質問する力」「次につなげる力」という5つのポイントが重要ではないかと結論づけていきました。

そして彼女たちは「乃木坂流初対面克服法」として、「初対面克服BOOK『コミュカ』」と「逆握手会」を商品提案。ここでは「逆握手会」を実際にメンバーがわかりやすく実演してみせ、見事18分という持ち時間内でプレゼンを終了させました。

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プレゼンを終えた秋元は、「普段のライブでは大勢のお客さんの前に立ってるわけですけど、こういうプレゼンとなるとすごく緊張してしまったんですが、私たちなりの、精一杯できるコミュニケーション力の伝え方というのはできたんじゃないかなと思います」、かりんは「アイドルだから優遇されるとかそういうのはなくて、皆さんと同じ条件で作らせていただいたのでレベルの低いものになってないか不安なんですけど、私たちなりの精一杯を詰め込みましたのでご覧いただけて嬉しいです」とそれぞれコメント。

この機会に学んだことを尋ねられると、5人は「私たちが普段握手会で体感して自分たちの経験として持っているコミュニケーション力を大人数の人たちに伝えるということや、わかりやすく噛み砕いたりすることの難しさを感じました」(秋元)、「自分たちは何をして何を学んでいるのかを分析して、そこで今まで無意識だったけどこんなことを頭の中で組み立てて考えてたんだってことを発見することが学びにつながったのかなと思います」(生田)、「大学への憧れはあったんですけど、乃木坂46に入って大学へは行かなかったので、ずっとこういうことをしてみたくて。それをまさかこういう機会をいただけて、こうやって少人数でチームを組んで、新たにチームワークを作れたなって思っています」(かりん)、「今回学んだことは無駄話の大切さかなと思いました。『こんなこと言ってもなぁ』と思うようなことでも、言えばそこからで話が広がったし、思っていることを言う勇気を持つ大切さを学びました」(松村)、「最終結果に至るまでの過程が一番の学びだったなと思っていて。そしてその学びについて考え抜いて、結果として答えが出ないのも、ひとつ学びじゃないかなと思いました」(若月)とそれぞれ口にしました。

その後も5人は結果発表の際に再登場し、準優勝チーム、優勝チームメンバーの肩をたたいて受賞を伝える役目などを果たしました。

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