2017年2月12日(日)夜公演 乃木坂46 3期生初公演「3人のプリンシパル」の公演日報をお届けします!
☆第二幕出演者
ジョバンニ:山下美月
カムパネルラ:久保史緒里
サソリ:中村麗乃
(敢闘賞:向井葉月)
※各役の立候補者
ジョバンニ:伊藤理々杏、岩本蓮加、向井葉月、山下美月(4名)
カムパネルラ:大園桃子、久保史緒里、吉田綾乃クリスティー、与田祐希(4名)
サソリ:阪口珠美、佐藤楓、中村麗乃(3名)
ついに15公演目、千秋楽を迎える「3人のプリンシパル」。客席からいつも以上に温かい声援や拍手が送られるなか、自己PRではそれぞれ集大成といえるような内容で自分をアピールしていく。伊藤はこれまでを振り返り「やって後悔はしてないです」と言い放ち、久保はお笑いコンビ・はんにゃのネタ"ずくだんずんぶんぐんゲーム"で観客と勝負。阪口は休演の梅澤を含む3期生のモノマネを披露し、中村はこのプリンシパル期間中いかに自分が変われたかを力説する。向井はギターのヘッドにちくわをつけて「渋谷ブルース」を弾き語り、山下は"サンシャイン山下"になりきりこれまでの小ネタを総括、与田は「もう絶対に負けません」と真剣な話をするも、最後は芸人・ますだおかだ岡田さんのネタで締めくくった。
最後のエチュードはどれも笑いの絶えない内容ばかり。Aチーム「スカイダイビング」ではひとりだけパラシュートが開かなかった伊藤を、鳥と友達になった大園が助けようとする。Bチーム「学級崩壊」では先生役の久保が校舎の窓ガラスを割り、与田はバイクを乗り回すカオスな展開に。Cチーム「世界記録」は向井が早食いで世界記録を樹立しようとするのを佐藤と中村が阻止し、Dチーム「友達は火星人」では英語を話す火星人の山下、実は土星人だった吉田、そして阪口の3人が宇宙戦争に突入し、ワチャワチャする展開を見せた。
演技審査では、各メンバーがこの11日間に得た経験をすべて演技にぶつけつつ、各役に対する熱い思いを口にしていく。そんななか、山下は「初日とは違うジョバンニを演じられます」とジョバンニ役を獲得。「最後まで自分の思いを貫き通すことを学んだ」という久保は、昼公演に続いてカムパネルラ役に選ばれた。そして「頑張ったことは誰かに伝わるんだってわかりました」と語った中村がサソリ役に選出。また、向井も毎公演幕間に発表されていた敢闘賞を計10回獲得する活躍ぶりをみせた。
第三幕のミニライブ後には、この日舞台に立った11人がひとりずつプリンシパルの感想や、ファンに対する感謝の言葉を口にし、その多くが「これからも12人で坂を駆け上っていきます」と宣言していたことが印象的だった。
さらに、終演後になかなか客席を去ろうとしないファンからアンコールを求められると、ステージには3期生が再登場。最後は山下の合図で、一本締めにて全15公演におよんだ3期生初の公演「3人のプリンシパル」は閉幕した。
※エチュードのチーム分けおよびお題
A:伊藤理々杏、大園桃子、阪口珠美「スカイダイビング」
B:岩本蓮加、久保史緒里、与田祐希「学級崩壊」
C:佐藤楓、中村麗乃、向井葉月「世界記録」
D:山下美月、吉田綾乃クリスティー、阪口珠美「友達は火星人」
(文:西廣智一)
■乃木坂46 3期生初公演「3人のプリンシパル」
http://www.nogizaka46.com/principal/three/
http://www.nelke.co.jp/stage/nogizaka46_3kisei/
2017.02