2019年4月9日(火)公演 乃木坂46 4期生初公演「3人のプリンシパル」の公演日報をお届けします!
☆第二幕出演者
ロミオ:賀喜遥香
ジュリエット:北川悠理
それ以外ぜんぶ:早川聖来
※各役の立候補者
ロミオ:賀喜遥香、清宮レイ(2人)
ジュリエット:掛橋沙耶香、北川悠理、柴田柚菜、田村真佑(4人)
それ以外ぜんぶ:遠藤さくら、金川紗耶、筒井あやめ、早川聖来、矢久保美緒(5人)
4期生にとっては初となる舞台『3人のプリンシパル』がついに開幕。メンバー11人はステージに登場すると緊張した表情を見せつつ、2幕に上演される「ロミオとジュリエット」の役を勝ち取るために1幕のオーディションに臨んだ。
初日公演ではロミオ役こそ2人のみの立候補となったが、ジュリエット役は4人、それ以外ぜんぶ役には5人と早くも混戦模様を見せる。4期生は観客の前で初めて演技をするということもあって序盤こそ張り詰めた空気だったが、金川紗耶が腰の折れた乳母を演じた瞬間に客席から初めて笑いが発生。その後は各々がイメージするロミオやジュリエットなどを個性的に演じ、観客の目を惹きつけた。そして、それぞれが演技に対する思いをアピールする場面では、清宮レイが泣きながら思いを吐露したのを皮切りに、多くのメンバーが感極まり涙を流すことに。
観客投票による審査の結果、初日の3役を勝ち取ったのは賀喜遥香(ロミオ役)、北川悠理(ジュリエット役)、早川聖来(それ以外ぜんぶ役)の3人。中でも北川の名前が呼ばれた際には、客席から驚きの声と盛大な拍手が湧き上がった。選ばれた3人はそれぞれ号泣しながら、観客に向けて挨拶をした。
2幕終了後のミニライブでは、この日3役を演じたメンバーが感想をコメント。賀喜は「私の特徴は声の低さ。今日はそれを活かせたと思う」、早川は「(複数演じる中のひとつ)乳母役は練習のときからハマリ役と言われていたので、(初日に演じられて)うれしいです」とそれぞれ笑顔で語るが、北川は「本番に向かっていく中で、演技がすごく楽しいと思うようになった」と話したあとに言葉に詰まり、最後は「本当にありがとうございました!」と無理やり締めて観客の笑いを誘った。こうして4期生にとって初の『3人のプリンシパル』は幕を下ろした。ここから4月21日の千秋楽までにどのようなドラマが生まれるのか、日々注目していてほしい。
(文:西廣智一)
■乃木坂46 4期生初公演「3人のプリンシパル」
http://www.nogizaka46.com/principal/4th/
2019.04