2019年4月14日(日)昼公演 乃木坂46 4期生初公演「3人のプリンシパル」の公演日報をお届けします!
☆第二幕出演者
ロミオ:掛橋沙耶香
ジュリエット:早川聖来
それ以外ぜんぶ:賀喜遥香
※各役の立候補者
ロミオ:掛橋沙耶香、清宮レイ、筒井あやめ(3人)
ジュリエット:北川悠理、柴田柚菜、田村真佑、早川聖来(4人)
それ以外ぜんぶ:遠藤さくら、賀喜遥香、金川紗耶、矢久保美緒(4人)
4期生の初舞台『3人のプリンシパル』6日目も、前日同様にマチネ&ソワレの2公演開催。通算7公演目となるマチネは、ロミオ役に3人、ジュリエット役およびそれ以外ぜんぶ役に各4人という均等なバランスでの立候補となった。
この公演では、初日からジュリエット役にこだわり続けた掛橋沙耶香が初めてロミオ役に挑戦。可憐な少女を演じてきた彼女が初めて太く荒々しい声で男役を演じ、男役が板につき始めた清宮レイ、筒井あやめが堂々とした演技で掛橋を迎え撃つ。
また、4月11日公演でそれ以外ぜんぶ役に選ばれて以降、ジュリエット役に名乗りを上げることが多かった賀喜遥香が久しぶりにそれ以外ぜんぶ役にチャレンジ。遠藤さくらや金川紗耶、矢久保美緒といったタイプの異なる演者と競い合った。初日以降第2幕への出演を続ける早川聖来も、11日公演以来にジュリエット役に立候補。北川悠理や柴田柚菜、田村真佑と第2幕出演を賭けて熱演を繰り広げた。
この日の第2幕出演者は掛橋(ロミオ役)、早川(ジュリエット役)、賀喜(それ以外ぜんぶ役)の3人。掛橋は自分の名前が呼ばれると、信じられないという驚きの表情を浮かべたが、隣にいた賀喜が掛橋の肩に手をかけエールを送った。
第2幕では少年のような純粋さが際立つロミオ役の掛橋を、第2幕出演経験の多い早川&賀喜が安定の演技力でカバー。物語中盤では3人の激しい動きとちょっとしたアドリブが加わり、客席からは自然と笑い声が上がった。
その後のミニライブでは、第2幕出演の3人が観客に挨拶。掛橋が「(自分には)男役はできないかなと思っていたので、(選ばれて)うれしいです!」と話すと、早川も「(第2幕で)バルコニーの上から見ていたら、下で笑顔を振りまく沙耶香が可愛くて。幸せでした(笑)」と笑顔を浮かべる。そんな2人対し賀喜が「舞台袖からバルコニーのシーンを見ていたら、普段の可愛さとは違うイケメン沙耶香になっていて。しかも、聖来も可愛かったし。最後のシーンも泣きそうになっちゃいました」と称賛を送ると、掛橋と早川は可愛らしい声で「ありがとー!」と返し、観る者をほっこりさせた。
このあと行われるソワレにて、『3人のプリンシパル』前半戦は終了。果たしてどんな結果で折り返しを迎えるのか、気になるところだ。
(文:西廣智一)
■乃木坂46 4期生初公演「3人のプリンシパル」
http://www.nogizaka46.com/principal/4th/
2019.04